

箸・スプーン(大・小)・フォーク(献立による)
被介助者用エプロン(タオル、ナプキン等でも可)・おしぼりまたはウエットティッシュ
体位を整えるための座卓、枕・ベット用オーバーテーブル・車椅子または椅子
自力で座位がとれるか、介助によって座位がとれたのかによって、介助の度合いが変わります。
被介助者の状況をみながら、できるなら自力で食事ができるように見守ることも大切です。
テーブルの高さは、腹部と胸部の間あたりに調整するのが良く、高くても低くても被介助者は疲れます。
献立に合わせて箸、スプーン、フォームなどを準備するほか、おにぎりなど食べ易さ工夫も自力での食事を可能にするでしょう。
被介助者と目線を合わせる位置に座り、落ち着いて介助しましょう。
排泄の有無を本人に確かめた後、食事の時間であることを告げる。
ギャッジベットでは、ほぼ垂直にアップして、オーバーテーブルの高さを合わせます。
和布団では、座卓で座位を安定します。
車椅子や椅子での座位が可能ならば、できるだけ家族といっしょに話ながら食べると気分転換になります。
被介助者の身だしなみを整え、衣服や寝巻きを汚さないようにエプロンを使用します。
ギャッジベットでは、上半身を90度ギャッジアップし、膝を15度くらい軽く曲げ、頭部が少し前かがみとなるように背中部分に枕をはさむと安定します。
座卓では、背もたれが肩の高さくらいあり、肘掛けなど上肢を支えるものあると良く、膝の裏側に小枕などをはさむと安定した体位が保てます。
車椅子または椅子では、深く腰掛けおしりを安定させます。車椅子用のテーブルや車椅子に合わせた大きさのテーブルがあると便利で使いやすいでしょう。
被介助者のようすをみながら、介助したり、取りにくそうなものをそばに移すなど、楽しく自力で食事ができるように見守りましょう。