

箸・スプーン(大・小)・フォーク(献立による)
被介助者用エプロン(タオル、ナプキン等でも可)・おしぼりまたはウエットティッシュ
食事を乗せるお盆などの大きさ、食器の間隔等を触れてもらいながら、時計の文字盤にそって説明します。(例えば9時の位置は、ご飯ですというように)
汁物などは器の7~8分目程度に盛り付け、温度に注意します。
献立もできるだけ具体的にイメージが描けるように説明しましょう。(例えばマグロのお刺し身ですというように)
自力での食事が目標ですが、食べ物が食器の隅に片寄ったり、残りがどのくらいかなど、言葉をかけながら見守りましょう。
献立によっては、魚は骨をとり、からしなどの調味料の好みに合わせ、予め塗布するというように食べ易く工夫をします。
食事の位置は、毎食できるかぎり定位置に座り、食器の位置も決めておくとよいでしょう。
禁忌食品の有無はあらかじめ確かめて下さい。
食堂では、テーブルに誘導したら椅子とテーブルに手を触れながら座ってもらいます。
座る席はできれば、背後が壁面の場所がよく、いつも決った場所にします。
テーブルの上の食事の準備をしたら、手を導いて献立と食器の位置の説明をします。
時計の文字盤に位置で説明するときは、被介助者の位置が6時であることを伝えます。
被介助者の動作や様子をよく観察しながら、会話のある楽しい食事の時間とするように心がけましょう。