不潔行為とは
認知症の症状が進行してくると、便をもてあそんだり、壁に塗りつけたり、時には食べたりすることがあります。また、便器内に紙おむつやトイレットペーパー、下着やスリッパを詰まらせたりすることもあります。
- なぜ不潔行為をしてしまうのか、理解するよう心がける
- 行為をとがめたり、大騒ぎしないで、寛大に落ち着いて対応する
- 1週間ぐらいは排泄チャートを記録し、老人の排泄パターンを調べ、前もってトイレへ誘導して排泄できるようにする
- げりをしていないか、気をつける
- 便秘の人には、医師に相談して緩下剤を注意深く使用する。座薬のほうがうまくいくことがある
- どうしても下着に手を入れてしまう場合には、つなぎの服か後ろ開きの下着を着用する
- 床はじゅうたんよりもビニール張りの方が清潔を保ちやすい
- カーテンは床より短めにする
- 居室の近くにシャワーの設備があると良い
- トイレに入ったことを早めに知り、失敗の無いようにする