

嚥下しやすい姿勢を食事を取るようにすることが大切です。寝たままの姿勢で食べると誤嚥の危険性が高く、椅子などで出来るだけ、座位をとるようにします。
上体をやや前傾して、顎をひいた姿勢がよいとされています。
座位のとれない方は、ベットの上で上半身をできるだけ高くして、同様に顎をひいた姿勢とします。
胃や胸部を圧迫しないような寝具・寝巻きを使用してください。
食べ易い食品を選択したり、調理方法を工夫しましょう。
嚥下しやすい食品-プリン・茶碗蒸し・麺類など
嚥下しにくい食品-もち・パン・とろろ・こんにゃく・のりまき・生の魚貝類・かたゆで卵・クッキーなど、酢の物・みかんなどの柑橘類はむせやすいので注意する)
喉の通りをよくするために、みそ汁、スープ、お茶などで喉と口の中をうるおしてから、固形の食品を食べるように介助してください。
飲み込める量だけ口に入れ、きちんと飲み込んだのを確認してから次の食べんものを口に運びます。
固形の食べ物と汁ものを交互に食べるようにしましょう。
被介助者がそしゃく中は返事を求めるような会話は避けましょう。ただし、意識状態が低下している場合は、食べ物を口に入れる毎に、声をかけよくそしゃくして飲み込むように促しましょう。
咳き込んだり、吐き気やチアノーゼがないか食事中もよく観察し、異常を感じたら直ちに食事を止めます。
むせたときは、前かがみの姿勢で背中をさすったり、軽くたたきます。
喉に詰まらせたときは、口を大きく開けさせて、詰まったものが見えるときは入れ歯を外し、指でつまんで取り出します。詰まったものが見えないとや取れないときは、喉の置くを刺激して吐き出させてください。その時の姿勢は前屈姿勢で、背中、肩、または胸骨の間を強くたたきます。
食物が気管に入ると、激しく咳き込みます、ただちに耳鼻咽喉科の医師に取り出してもらいます。
お年寄りは、総じて体力や機能が弱まってくるため、健康状態によって、普通食・やわらかく煮た軟食・ほぐしたり、きざんだりしたきざみ食・ミキサーにかけたミキサー食・おもゆのような流動食などのように食べやすい内容にします。
一般的に、パサパサしたものや、水分の多いもの、酸味のきいたものより、表面がなめらかでソフトで適度な粘りがあるものが喉の通りも良く、ゼラチンや寒天で固めたり、とき卵やを混ぜたりすると食べ易くなります。
調理では、材料を細かくきざんだり、隠し包丁を入れたり、たたいたりして噛み易くすることも大切です。
入れ歯や歯が悪い方のためには、ゴマなど歯ぐきの間に挟まり易いものはすり潰し、豆腐や卵、チーズや豆腐を上手に使った料理などが食べ易い。冷たいものや熱すぎるものは避けた方がよいでしょう。
市販の嚥下補助食品、栄養強化食品もおいしく、食べ易いものも多いので併用するのもよいでしょう。