

アルツハイマー病とは、原因は不明ですが、脳内でさまざまな変化がおこり、脳の神経細胞が急激に減ってしまい、脳が病的に萎縮して(小さくなって)高度の知能低下や人格の崩壊がおこる認知症です。
ゆっくりと発症し、徐々に悪化していきますが、初期の段階では運動麻痺や感覚障害などの神経症状はおきません。
また、本人は病気だという自覚がないのが特徴です。
症状としては、まず「もの忘れ」があげられます。
最初は、古い記憶は比較的保たれていますが、新しい出来事が覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。
病気が進むともの忘れのために生活に支障をきたすようにさえなります。
また、「判断力の低下」もみられ、さらに時間・場所・人物の判断がつかなくなります。